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OJTは現場任せで大丈夫?Z世代育成に効果的なOJTにするために必要なこと

update : 2022.7.21

新入社員の育成をOJTで行っている企業も多いでしょう。そのOJTに対して、対応する余裕がない、現場がやるものだから口をはさみたくないなどの理由でOJTを現場任せにしてサポートやフォローができていない人事・総務部もあるかもしれません。現場で実務に即した知識やノウハウを身に着けられるOJTは、新入社員を即戦力に育てることに適した新人育成方法と言えます。だからこそ、効果的なOJTを行いたいものです。ここでは現場任せのOJTの課題、OJTトレーナーに研修をすることの利点について解説します。

現場任せのOJTの課題

ここでは現場任せにすることで発生する可能性のあるOJTの課題について説明します。

Z世代の特性がつかめないまま従来のOJTをしてしまい、Z世代が会社に馴染めない原因になる

Z世代が新入社員として入ってくるようになった昨今、Z世代の特性を理解したうえでOJTを行うことが必要です。面接でZ世代との接点が多い人事・総務部がZ世代の特性をうまくつかめていなければ、現場ではもっと難しいといえるでしょう。特性をつかめていない現場にいきなりOJTをされるZ世代もどうしていいかのわからず、部署に馴染めなくなるかもしれません。

OJTトレーナーによって育成の差が生じる

OJTトレーナーを担当する人の誰もが人材育成に長けているわけではありません。またそのトレーナーが受けたOJTにも影響され、その部署独特のOJTの方法が出来上がっている場合もあるでしょう。それでうまく新人育成ができている場合は問題ありませんが、トレーナー、または部署により育成方法が異なることで、人材育成に差が生じてしまうのは避けたいものです。

OJTトレーナーが自身の成長につなげられない

OJTトレーナーを経験することによってトレーナー自身も成長する、それがOJTの良さであるといえます。しかし、OJTトレーナーが役割を理解しせず、新人と一緒に仕事をするという業務をこなしている場合、仮に新人育成がうまくいったとしてもOJTトレーナーの成長にはつながらない可能性が高いでしょう。

OJTトレーナー研修をすることの利点

先述してきたOJTを現場任せにした場合に起こりがちな課題に対する解決法として、OJTトレーナー研修の利用があります。OJTトレーナー研修を受けるとどのような利点があるのでしょうか、ここでは、3つの利点について説明します。

1.Z世代の特性を理解したOJTができる

ネットで調べればZ世代の特性がわかるかもしれません。しかし、それを読んだだけでその特性がOJTにどう関係してくるのか、どこを注意すればいいのかを考察することは難しいでしょう。Z世代の特性に合わせたOJTのやり方を研修で学ぶことにより、Z世代との関係つくりもしやすくなり、OJTを受けるZ世代も部署に馴染みやすくなります。

2.OJTトレーナーごとの育成の差が生じにくくなる

そもそもOJTトレーナーとは何をするものなのか、OJTトレーナーに任命されても実はよくわかっていないという人も多いかもしれません。OJTトレーナーの役割、新人に対して何をすればいいのかなどトレーナーとしての基礎知識を身に着けることで、トレーナーとして自信をもってOJTが行えるようになります。そしてどの部署のトレーナーも同じ基礎知識を持つことでトレーナーごと、部署ごとの育成の差が生じにくくなります。

3.OJTトレーナーの成長につながる

トレーナーの役割を理解し、新人をどう育成すればいいのか考え行動することで、トレーナーの成長につながります。研修会社によっては、トレーナー2年目、3年目に行うOJTトレーナーフォロー研修を行っているところもあります。そこでは、トレーナーとしての振り返りを通じて新人の成長だけでなく、自身の成長についても考え、またトレーナー同士の交流を通じて他のトレーナーの経験からも学ぶことができるので、さらにトレーナーの成長につながります。トレーナーに成長を実感してもらうためにも、フォロー研修がある研修会社を選ぶといいでしょう。

OJTトレーナー研修を活用して効果的なOJTを行おう

OJTは現場任せで十分という認識をしていた企業にとっては、現場任せのOJTの課題について考えてみたこともなかったかもしれません。説明してきたように現場任せでは課題があり、課題の解決には研修が有効です。

効果的なOJTを実施するためにOJTトレーナー研修を活用していきましょう。

グローネス・コンサルティングではZ世代の新入社員に特化したOJTトレーナー研修を行っています。(With Z研修)トレーナー2年目、3年目のフォロー研修、フォローアップ研修もあります。OJTトレーナー研修について知りたいことがありましたらお気軽にお問い合わせください。OJTトレーナー研修の概要はこちらからご覧いただけます。